2007.12.10 Monday
サンディエゴ11月4日
伊藤賢一氏(けんちゃん)は健一ではなく賢一さんでした。間違えてました!すみません。
今日は日曜日でビーチは白人だらけ!!みんなビキニ率高い。でもアメリカ人ってそんなスタイル良くないですね。大体デブで、たまに綺麗な人がいるって感じ。
けんちゃんいわく、「パークやストリートは土日にはスケーターが集中して凄い人の量で全然滑れない」らしいし、またビーチのほうに行くと、いちいち声を掛けられて面倒なんで、今日はメキシコに逃げます。
偶然昨日から一緒に行動しているノーテ君も車なので、ノーテ君に運転してもらって車1台で移動(運転に慣れてないんでだいぶ助かりました)。
サンディエゴは元々砂漠で、人工的に緑を作っている都市です。全然雨が降らないんで、夜中に芝生にスプリンクラーで水をあげてるとこが良くあります(賢一談)。
メキシコに近づくにつれ人工的な緑が少なくなり、だんだんREALな砂漠の景色に変わってきます、西部劇にでも出てきそうな感じです、多分西部劇は西部で撮影してます、映画そのまんな感じ。
国境1つ手前のインターで降りて、大きな駐車場に車を置いて、国境を越えるバスに乗り換えです。1個前で降りないと自然に車で国境を越えることになるんで、レンタカーで行く人は注意が必要。
バスに乗ってから、いつ国境を越えるのかなーと思っていたら、パスポートも見せずに、知らない間にメキシコ入り。メキシコは入国が非常に甘いです。なに持っていっても大丈夫!ビックリしました。
メキシコに入るとアメリカのフンイキとは違い、かなーーーーりやさぐれ感が出てきています。本当に違う国って感じ。
ティファナのバス停・屋根に子供の人形がつるされてるけど不気味
国境の町「ティファナ」に付くと、ノーテ君には物凄い数の呼び込みが一斉に群がってきますが、俺とけんちゃんには誰も声を掛けてきません。どういったことでなんでしょう。
バスで国境を越えて、まず大体の人が目にするのが、シマウマ模様にペイントされた白いロバを見ると思います。左右適当の非対称なデザインといい、雨が降ったらグレーのロバになりそうな勢いです。
シマウマ模様のロバ
白人は喜んで写真を撮ってました。シマウマ風味のロバがそんなにも珍しかったのでしょうか?
とりあえずメシってことになり、今日はメキシコの立ち食い屋でローカルにまじりタコスを食べます。ここんとこずーーーーっとメキシコ料理です。メキシコ料理の味付けは、日本食が醤油に対し、なにを食べてもサルサソースの味です。でもうまい!
タコスも100円位で普通にうまい!!
で、街中を歩いてお目当てのディッキーズを置いてる店を探します。
ティファナの街中
メキシコのオトコどもは、なぜか若い奴でも口ヒゲを生やして、常に無表情!!
でもいかつくてかっこいい。エキゾチックで超彫りが深い色黒な日本人みたいな顔です。
速攻でショップがみつかり、早速店に入ったのはいいけど、英語が通じない!!!
国境の町で英語通じません。ドルも通じない!
こんなにアメリカに近くて歩いて渡れる国なのに、かっこいい!!!!
メキシコのほうがやってることアツイ!絶対英語でしゃべらない、譲らない!
で、全然言葉が通じないんで、その店にいた若い男が出てきて通訳してくれました。
見かけはオールバックにサングラスで、もちろん口ヒゲで超無愛想。
でも、営業中にも関わらず、俺と一緒に行ったノーテ君を相手に仕事中にふつーにトランプ!こっちの人はマイペースでいいですね♪
トランプをよそ目に商品を見てると、日本でもアメリカのディッキーズショップでも見たこと無い色が置いてあったり、レディースのディッキーズもありました。レディースはアメリカでも見たことないです。
レディースのサイズが分からないんで、お店の女の人に「今、どのサイズはいてるの?」って聞いたら「12だ」って言ってるけど、どうみてもさば読んでるんで、信用せずに14を買いました。これ正解!
さすが工場があるメキシコだけあって、見たこと無いディッキーズがたくさんあって、しかも安い!
軽く買い物をしてまた街にでます。
そこであまりにもしつこい呼び込みがいたので、ノーテ君が逆に仕掛けてブレスレットの値段を尋ねたら、35ドルって言うんで、ガンガンにまけさせたら8ドルにまでなったので買わずに帰りました。最初の値段はなんだったんだろ。メキシコで値切らない人はまずぼられます。
オニやさぐれTOWN・けんちゃんいわく「この街で一番やさぐれてるのは警察。」超ごつい!俺もそう思う。
ティファナの市場に行くと、メキシコ料理のスパイスや材料がたくさん売ってました。普通の主婦やお姉さん方が買い物してるんだけど、アメリカ人より全然綺麗!!!!本気で綺麗!スタイルも全然健康的でいい!そういえばサンディエゴでも綺麗な人は大体メキシカンみたいな肌の色してた。今思い出した。まじで。
で、市場を歩いてると、豆やらトルティーヤやらいろんな物が売ってるんだけど、その中に何か思いっきりハエがたかってる強烈な臭いの茶色の糠漬けみたいなものがあったので、近くに行ってみると「ハチ!」
蜂が超たかってる!かなり衝撃的、全部蜂。でもお店のお姉さんは全く蜂を気にもしない。さすが。
メキシコはアメリカよりタバコが安いので、とりあえず一番安いメキシコのブーツっていうタバコを買いました。ジャケが思いっきりブーツ!
暗くなるまでにアメリカに帰ろうってなって、とりあえずレストランでめし。
1人6ドル出したら、もう食べきれない量!!
ノーテ君がマルガリータを頼んだら、金魚鉢級のスケール!ストローの立ちっぷりがハンパない。
マルガリータが尋常じゃない大きさ
ティファナの町並み・道路がガタガタ!
もちろん食べきれないので「to go box(持ち帰りBOX)」をもらって、具をトルティーヤに包んでブリトーみたいにしてお持ち帰りです。
量が多かったら持ち帰るのが普通みたいです。日本みたいに残ったら全部捨てるなんてそんなことはしません。
満腹になってそろそろアメリカへ戻ります。
メキシコに入るときはパスポート無しで入れたのですが、アメリカに入る時は税関とかあってマジで厳しい。うっかりパスポートを持たずにメキシコに行ったら、多分帰ってこれません、マジで注意したほうがいい。入国は厳しいですね。
税関で丁度俺の対応をした白人が、どうやら横須賀に住んでたやつらしくて、「お前、JAPANのどこに住んでるんだ?」って聞かれたんで、「横浜」って言ったら「ガスパニック知ってるか?」なんて聞いてくるもんだから、「そこ地元だよ」って言ったら、税関のにいちゃん超アガッテた!
で、「去年潰れたよ」って言ったら「えーなんで?」なんて言ってたから、「知らない」と伝えました。
メキシコまで来てガスパニックやばいね。
ホステルに戻ると、4人部屋の残りの1人のインド人が帰ってきました。すごく変な髪形をしてるインド人のおじさんです。
狭い部屋の中で、二人っきりになったので適当に天気のことでも話しかけると、「今サンディエゴはグローバルウォーミングで、毎年どんどん寒くなってきてる、異常だ」って言ってました。アメリカでも地球温暖化って深刻なんですね。地球規模で今実際に異常気象が起きてるっぽいです。どうりで肌寒いわけです。
「インドは暖かいの?」って聞いたら、「ヒマラヤのほうは凄く寒いけど、南は暖かいよ」と言ったので「そんなに大きいんだ!」って言ったら、いきなり目つきが変わった!
「インドは、元々インドネシアのほうまで全部インドで、そこにはいろんな宗教やいろんな言葉やいろんな文化や国が集まってインドができてたけど、アメリカが少しづつ領土を取り上げてどんどん小さくなった。知ってるか?」って言うんで「知らない」って言ったら、「お前はアメリカが作ったウソの歴史を勉強してる」「アメリカは自分の都合に合わせて歴史を変え、それが親から子へ世代を飛び越え語り継がれて今では本当のことになってきているけど、本当のことを伝えなければ、人間として犯罪だ!過去を偽ると人間としてなんの進歩もなくなる」と言ってた
「本当のことは学校で教わったことなく、その時代を体験して生きてきたお年寄りが言ってることのほうが真実だ」と熱く語りだしました。
そして「今みんなは仕事に取り付かれていて、金中心に生活して、自分の家庭や遊びを後回しにしているけど、そんな社会は全然間違いで、そいつらは都合よく国に飼育されてるだけだ。REALlifeじゃない!、そんなことしなくても本当は人間は普通に自然に生きていけなきゃならない。」「ガバメントプロパガンダや企業の宣伝に本気でだまされてるバカが多すぎるけど、そいつらのおかげでアメリカは成り立ってる」とアメリカ国内で話すにはちょっと危険を感じる内容でしたが、俺もそのとうりだと思っている人間なんで、思わず話が弾んでしまいました。「日本なんてもっと金に取り付かれてる奴多いよ、みんな仕事のために生活してる」って言ったら、「え!日本も自分の文化がある国じゃないのか?なんで気づかないんだ」って聞いてきたんで、「今は、もうあんたの言うとこのウソの歴史を一世代に渡って吹き込まれて、考え方はみんな同じだよ、誰も今の生活を疑わない。」って言ったら、「What…」って言って首振られた。「お前はiPODなんて買うなよ」って言われたけど、その時ポケットにはipodが入ってた。
このインド人面白い。いろいろ話は脱線するけど正しいこと言ってると思う。
その時けんちゃんが部屋に戻ってきたんだけど、あまりにインド人が真剣な顔で話してるんで、「きまじーなー」って感じで終始無言でした。
ここで全然関係ないけど、早くワシントンストリートの動画が見たいって声があがってるんで、ワシントンストリートのド・ローカルな方々の滑りをちょっとだけUPします。
最初にでてくる髪の毛の長い人は、多分ワシントンストリートを作った「ROOT44(超かっこいいスケートショップ)」クルーです。VANS・VOX・ファーレンがほとんどを占める中、1人だけコンバースオールスター!超かっこいい。パンツにはセメントがべったりくっついていて、「あーこの人達がここを作ったんだなー」って思います。
ワシントンストリートは一番大きいクウォーターを降りたところに、もこもこしたコブがあるんですけど、みんなコブ使いが尋常でないぐらいうまい。
うまく方向を変えたり、パンピングでスピードつけたり本当にうまく自然にコブを使う。
軽くF/Sでリッピングしてるだけの映像だけど、初めて行った人は、まずここでこんな風には流せないでしょう。相当リップ技がうまい人でもラインが見つからないと思います。
二人目に出てくるオレンジのニット被って、SPITの黒いtee着て、黒いディッキーズ874の黒にVANS履いてる若いやつ。こいつの滑り超超超イケテます!ヒューイットとも仲良くしゃべってたんで、それなりの若造でしょう。
いいっすよこの若い奴。しかも、けんちゃんのことを覚えていて、向こうからけんちゃんに話しかけてました(けんちゃんは2年前アパートを借りてワシントンストリートに通ってました。そのころはまだワシントンストリートは作ってる最中だったみたいで、その若造もガキだったみたいです。)。
スケーターって覚えてるもんですね。顔とか忘れてても、滑りを見て「あ、あのときの!」って思い出すことも良くありますよね。
今日は日曜日でビーチは白人だらけ!!みんなビキニ率高い。でもアメリカ人ってそんなスタイル良くないですね。大体デブで、たまに綺麗な人がいるって感じ。
けんちゃんいわく、「パークやストリートは土日にはスケーターが集中して凄い人の量で全然滑れない」らしいし、またビーチのほうに行くと、いちいち声を掛けられて面倒なんで、今日はメキシコに逃げます。
偶然昨日から一緒に行動しているノーテ君も車なので、ノーテ君に運転してもらって車1台で移動(運転に慣れてないんでだいぶ助かりました)。
サンディエゴは元々砂漠で、人工的に緑を作っている都市です。全然雨が降らないんで、夜中に芝生にスプリンクラーで水をあげてるとこが良くあります(賢一談)。
メキシコに近づくにつれ人工的な緑が少なくなり、だんだんREALな砂漠の景色に変わってきます、西部劇にでも出てきそうな感じです、多分西部劇は西部で撮影してます、映画そのまんな感じ。
国境1つ手前のインターで降りて、大きな駐車場に車を置いて、国境を越えるバスに乗り換えです。1個前で降りないと自然に車で国境を越えることになるんで、レンタカーで行く人は注意が必要。
バスに乗ってから、いつ国境を越えるのかなーと思っていたら、パスポートも見せずに、知らない間にメキシコ入り。メキシコは入国が非常に甘いです。なに持っていっても大丈夫!ビックリしました。
メキシコに入るとアメリカのフンイキとは違い、かなーーーーりやさぐれ感が出てきています。本当に違う国って感じ。
ティファナのバス停・屋根に子供の人形がつるされてるけど不気味
国境の町「ティファナ」に付くと、ノーテ君には物凄い数の呼び込みが一斉に群がってきますが、俺とけんちゃんには誰も声を掛けてきません。どういったことでなんでしょう。
バスで国境を越えて、まず大体の人が目にするのが、シマウマ模様にペイントされた白いロバを見ると思います。左右適当の非対称なデザインといい、雨が降ったらグレーのロバになりそうな勢いです。
シマウマ模様のロバ
白人は喜んで写真を撮ってました。シマウマ風味のロバがそんなにも珍しかったのでしょうか?
とりあえずメシってことになり、今日はメキシコの立ち食い屋でローカルにまじりタコスを食べます。ここんとこずーーーーっとメキシコ料理です。メキシコ料理の味付けは、日本食が醤油に対し、なにを食べてもサルサソースの味です。でもうまい!
タコスも100円位で普通にうまい!!
で、街中を歩いてお目当てのディッキーズを置いてる店を探します。
ティファナの街中
メキシコのオトコどもは、なぜか若い奴でも口ヒゲを生やして、常に無表情!!
でもいかつくてかっこいい。エキゾチックで超彫りが深い色黒な日本人みたいな顔です。
速攻でショップがみつかり、早速店に入ったのはいいけど、英語が通じない!!!
国境の町で英語通じません。ドルも通じない!
こんなにアメリカに近くて歩いて渡れる国なのに、かっこいい!!!!
メキシコのほうがやってることアツイ!絶対英語でしゃべらない、譲らない!
で、全然言葉が通じないんで、その店にいた若い男が出てきて通訳してくれました。
見かけはオールバックにサングラスで、もちろん口ヒゲで超無愛想。
でも、営業中にも関わらず、俺と一緒に行ったノーテ君を相手に仕事中にふつーにトランプ!こっちの人はマイペースでいいですね♪
トランプをよそ目に商品を見てると、日本でもアメリカのディッキーズショップでも見たこと無い色が置いてあったり、レディースのディッキーズもありました。レディースはアメリカでも見たことないです。
レディースのサイズが分からないんで、お店の女の人に「今、どのサイズはいてるの?」って聞いたら「12だ」って言ってるけど、どうみてもさば読んでるんで、信用せずに14を買いました。これ正解!
さすが工場があるメキシコだけあって、見たこと無いディッキーズがたくさんあって、しかも安い!
軽く買い物をしてまた街にでます。
そこであまりにもしつこい呼び込みがいたので、ノーテ君が逆に仕掛けてブレスレットの値段を尋ねたら、35ドルって言うんで、ガンガンにまけさせたら8ドルにまでなったので買わずに帰りました。最初の値段はなんだったんだろ。メキシコで値切らない人はまずぼられます。
オニやさぐれTOWN・けんちゃんいわく「この街で一番やさぐれてるのは警察。」超ごつい!俺もそう思う。
ティファナの市場に行くと、メキシコ料理のスパイスや材料がたくさん売ってました。普通の主婦やお姉さん方が買い物してるんだけど、アメリカ人より全然綺麗!!!!本気で綺麗!スタイルも全然健康的でいい!そういえばサンディエゴでも綺麗な人は大体メキシカンみたいな肌の色してた。今思い出した。まじで。
で、市場を歩いてると、豆やらトルティーヤやらいろんな物が売ってるんだけど、その中に何か思いっきりハエがたかってる強烈な臭いの茶色の糠漬けみたいなものがあったので、近くに行ってみると「ハチ!」
蜂が超たかってる!かなり衝撃的、全部蜂。でもお店のお姉さんは全く蜂を気にもしない。さすが。
メキシコはアメリカよりタバコが安いので、とりあえず一番安いメキシコのブーツっていうタバコを買いました。ジャケが思いっきりブーツ!
暗くなるまでにアメリカに帰ろうってなって、とりあえずレストランでめし。
1人6ドル出したら、もう食べきれない量!!
ノーテ君がマルガリータを頼んだら、金魚鉢級のスケール!ストローの立ちっぷりがハンパない。
マルガリータが尋常じゃない大きさ
ティファナの町並み・道路がガタガタ!
もちろん食べきれないので「to go box(持ち帰りBOX)」をもらって、具をトルティーヤに包んでブリトーみたいにしてお持ち帰りです。
量が多かったら持ち帰るのが普通みたいです。日本みたいに残ったら全部捨てるなんてそんなことはしません。
満腹になってそろそろアメリカへ戻ります。
メキシコに入るときはパスポート無しで入れたのですが、アメリカに入る時は税関とかあってマジで厳しい。うっかりパスポートを持たずにメキシコに行ったら、多分帰ってこれません、マジで注意したほうがいい。入国は厳しいですね。
税関で丁度俺の対応をした白人が、どうやら横須賀に住んでたやつらしくて、「お前、JAPANのどこに住んでるんだ?」って聞かれたんで、「横浜」って言ったら「ガスパニック知ってるか?」なんて聞いてくるもんだから、「そこ地元だよ」って言ったら、税関のにいちゃん超アガッテた!
で、「去年潰れたよ」って言ったら「えーなんで?」なんて言ってたから、「知らない」と伝えました。
メキシコまで来てガスパニックやばいね。
ホステルに戻ると、4人部屋の残りの1人のインド人が帰ってきました。すごく変な髪形をしてるインド人のおじさんです。
狭い部屋の中で、二人っきりになったので適当に天気のことでも話しかけると、「今サンディエゴはグローバルウォーミングで、毎年どんどん寒くなってきてる、異常だ」って言ってました。アメリカでも地球温暖化って深刻なんですね。地球規模で今実際に異常気象が起きてるっぽいです。どうりで肌寒いわけです。
「インドは暖かいの?」って聞いたら、「ヒマラヤのほうは凄く寒いけど、南は暖かいよ」と言ったので「そんなに大きいんだ!」って言ったら、いきなり目つきが変わった!
「インドは、元々インドネシアのほうまで全部インドで、そこにはいろんな宗教やいろんな言葉やいろんな文化や国が集まってインドができてたけど、アメリカが少しづつ領土を取り上げてどんどん小さくなった。知ってるか?」って言うんで「知らない」って言ったら、「お前はアメリカが作ったウソの歴史を勉強してる」「アメリカは自分の都合に合わせて歴史を変え、それが親から子へ世代を飛び越え語り継がれて今では本当のことになってきているけど、本当のことを伝えなければ、人間として犯罪だ!過去を偽ると人間としてなんの進歩もなくなる」と言ってた
「本当のことは学校で教わったことなく、その時代を体験して生きてきたお年寄りが言ってることのほうが真実だ」と熱く語りだしました。
そして「今みんなは仕事に取り付かれていて、金中心に生活して、自分の家庭や遊びを後回しにしているけど、そんな社会は全然間違いで、そいつらは都合よく国に飼育されてるだけだ。REALlifeじゃない!、そんなことしなくても本当は人間は普通に自然に生きていけなきゃならない。」「ガバメントプロパガンダや企業の宣伝に本気でだまされてるバカが多すぎるけど、そいつらのおかげでアメリカは成り立ってる」とアメリカ国内で話すにはちょっと危険を感じる内容でしたが、俺もそのとうりだと思っている人間なんで、思わず話が弾んでしまいました。「日本なんてもっと金に取り付かれてる奴多いよ、みんな仕事のために生活してる」って言ったら、「え!日本も自分の文化がある国じゃないのか?なんで気づかないんだ」って聞いてきたんで、「今は、もうあんたの言うとこのウソの歴史を一世代に渡って吹き込まれて、考え方はみんな同じだよ、誰も今の生活を疑わない。」って言ったら、「What…」って言って首振られた。「お前はiPODなんて買うなよ」って言われたけど、その時ポケットにはipodが入ってた。
このインド人面白い。いろいろ話は脱線するけど正しいこと言ってると思う。
その時けんちゃんが部屋に戻ってきたんだけど、あまりにインド人が真剣な顔で話してるんで、「きまじーなー」って感じで終始無言でした。
ここで全然関係ないけど、早くワシントンストリートの動画が見たいって声があがってるんで、ワシントンストリートのド・ローカルな方々の滑りをちょっとだけUPします。
最初にでてくる髪の毛の長い人は、多分ワシントンストリートを作った「ROOT44(超かっこいいスケートショップ)」クルーです。VANS・VOX・ファーレンがほとんどを占める中、1人だけコンバースオールスター!超かっこいい。パンツにはセメントがべったりくっついていて、「あーこの人達がここを作ったんだなー」って思います。
ワシントンストリートは一番大きいクウォーターを降りたところに、もこもこしたコブがあるんですけど、みんなコブ使いが尋常でないぐらいうまい。
うまく方向を変えたり、パンピングでスピードつけたり本当にうまく自然にコブを使う。
軽くF/Sでリッピングしてるだけの映像だけど、初めて行った人は、まずここでこんな風には流せないでしょう。相当リップ技がうまい人でもラインが見つからないと思います。
二人目に出てくるオレンジのニット被って、SPITの黒いtee着て、黒いディッキーズ874の黒にVANS履いてる若いやつ。こいつの滑り超超超イケテます!ヒューイットとも仲良くしゃべってたんで、それなりの若造でしょう。
いいっすよこの若い奴。しかも、けんちゃんのことを覚えていて、向こうからけんちゃんに話しかけてました(けんちゃんは2年前アパートを借りてワシントンストリートに通ってました。そのころはまだワシントンストリートは作ってる最中だったみたいで、その若造もガキだったみたいです。)。
スケーターって覚えてるもんですね。顔とか忘れてても、滑りを見て「あ、あのときの!」って思い出すことも良くありますよね。