2008.11.22 Saturday
沖本英之inBURNSIDE
KEEPitREAL3にも出ている沖本英之氏と伊藤賢一氏の二名が、2008年の9月29日から10月の30日までオレゴンのポートランドに行ってきました。両氏は4年前と3年前にも1ヶ月づつバーンサイドにこもったことがあり、今回で3回目です。
以下沖本氏談
とりあえずトラックとウィールだけを持ってポートランドに到着して、さっそくデッキをゲットするために一番間違いなさそうなCALに行ったところ、店に入るなりFESNのオーバーグラウンドが流れていて、しかもカメラマンの人のパートの飲んだくれてるシーンが流れていた時点でガチアガリ!
店員に「コイツ知ってるか?」って聞かれて知らなかったけど、嬉しさのあまり「知ってる」と答えたそうです。ポートランドに来てまさか日本のスケートビデオが流れているなんてビックリです。他にもBPのスケートアーカイブスがあったそうです。
キャルは3・4年前とは少し品揃えが変わって、かなり地元のブランドを多く揃えていたそうです。間違いなさそうなお店ですね♪デッキは

やCODAが増えていて、ウィールはドロップアウトウィール(この時点でネーミングがヤバイ絶対売れなさそうだしすぐパンクしそうな名前)とパワーライダースウィールが多かったそうです。もちろんDVDはノースウエストとホワイウドゥンチューは大量に置いてあったそうです。あいかわらず板の品揃えはハンパじゃないし、親切にも色々スポットを地図で書いて教えてくれたりと、ローカルショップならではの情報もGETできる良いお店っぽいです。

SAGEモデルの8”のデッキをゲットしてさっそくバーンサイドに着いて、いつもどうりにOsageBuffaloのクルーがバーベキューをしていたのですが、ここで大きな変化が!
なんとOsageBuffaloが髪を短髪にして、もうおさげではないそうです!オサゲだったからOsageBuffaloだったのか偶然に本名がOsageだったのかは知りませんが、現在は普通に大きいおじさんだそうです。でも凄くいい人っぽくって、肉とか焼いたのをタダでみんなに配っていたそうです。
で、バーンサイドに通ってるうちに「TOM」っていうローカルスケーターと仲良くなり、しばらく一緒に行動しているうちに「Q」を紹介されたそうです。Qですよ!Qは今は黄緑のクリーチャーに乗ってるそうです。
しばらく一緒にスケートしていると、だんだん仲良くなり、他のパークへ行くときなどドリームランドクルーのトラックの荷台に乗せてもらえたり、バーベキューで肉とか食わせてもらったりしたそうです。
大体バーンサイドで集まって、トラックなどでゲイブリエルパーク(多分ガブリエル)かティガーパーク(多分タイガー)に行くそうです。
一日にパークを2・3箇所回りながらスケートするのがそこらへんのスケーターの動きです。
ゲイブリエルはバーンサイドよりは小さいですが、普通に滑りやすく面白いみたいです。ティガーは、あのコンクリートでできた小さい恐竜があるパークでかなりスケールはでかいらしいです。
ゲイブリエルで滑っていたら、けんちゃんがローカルに話しかけられて、いきなり「お前ドラボン知ってるか?」と聞かれたそうです。ポートランドでドラボンの名前が出るってやばすぎです!あの滑りはアメリカ人から見ても衝撃的なのでしょう。そのぐらいクリエイティブな滑りだと思います。この前ドラボンと会ったとき、本人も「俺、海外で噂になってるみたいです。」って言ってたけど、実際噂になってますね!!ドラボンはアメリカに行ったらスケートだけで喰っていけるんじゃないかと思います。
ティガーやゲイブリエルは結構滑りやすい作りで、普通にスケーターのおじさんやキッズ達も大勢いて、バーンサイドと比べると普通にパークです。
ポートランドは人口もあまり多くないし、どちらかと言うと田舎なのですが、日本と比べると人口の割には圧倒的にスケーターが多いみたいです。もちろん激ウマなやつも多いしドヘタなやつも多いです。平日の昼間でも新横の混んでるときぐらい人スケーターがいて、お互いうまくラインを取って滑っているそうです。
ポートランドは、サンディエゴのようにメキシカンが多かったり、NYのようにいろいろな人種がいるような感じではなく、もっぱら白人が多いらしいです。そのせいか、どこかお店で買い物をしてもNYのようにぶっきらぼうな感じではなく、普通に接客してくれるそうです。街中には日本の電車には乗れない汚さのパンクやヒッピーがなぜか多いのですがそれが普通です。
ポートランドは消費税なしなので買い物も楽だし、乗り物もフリーゾーンってのがあって、その区間は無料で移動できます。日本もそういう考えになってほしいものですね早く。
しかもポートランドでは現在1つの町に1つのパークを作ろうっていう運動がおきていて、そういう面とかもっと日本も見習ったほうがいいかもしれません。
その運動とはまったく関係なく、現在バーンサイドはドリームランドのREDの指揮の元、勝手に拡張中です。
なにをしているかと言うと、深いボールから上にあるスクエアーのボールを見ると、その先は駐車場(CODAのDVDに出てくるバリケードのセクションのところ、みんなCODAのデッキを買ってDVDをチェックしましょう)ですが、勝手に柵を壊してなんと今そこにデカイトランジッションを建設中です。とうとう作るとこが無くなって橋の下から太陽の下まで飛び出しちゃいました!!!!!完成したらスクエアーボールから外にロールアウトしてまた戻って来れそうです。もちろんヒデもケンチャンも肉を食わせてもらっているぶんざいなので、がっつり手伝わされたそうです。
何を手伝ったのかと言うと、そこら辺にあるビンや缶やゴミ(バーンサイドは自由生活者が多く住み着いていて、オシッコやゴミなどが橋の下の隙間に溜まりまくって凄く臭い)

最近の早朝のバーンサイド、ボールの中で自由生活者の方々が熟睡していて滑れる状況じゃない
などをガンガン投げ込んで土をかぶせて土台を作る作業です。ゴミからパークを作るなんて、素敵なリサイクルですね!どんな大企業よりもスムーズなリサイクル!エコバックなんて目じゃない!!!はたから見れば不法投棄!!!そういう観点から見るとバーンサイドはスケートパークではなくゴミです。
ちなみに作業しているREDはスケーターと言うより完全に親方だそうです。
ローカルたちもみんな一緒になって飲み終わった空きビンや缶などゴミを捨てまくります、そのローカル達なんですけど、尋常じゃないくらいスケートがうまいらしいです。いろんなDVDでバーンサイドの滑りが見れますが、実際はもっとやばいらしいです。で、白人が多いから、みんなほりが深くて怒ったような顔をしてるけど、全然怒ってないそうです。
一番深いボールに入るラインなど、普通は横に長いRを流して勢いをつけてから入るのがセオリーなんですけど、ローカル達はその横のヒップからオーリーブッ飛んで、そのままフルスピードでボールにinして、プールコーピングバクスミ全流しとか、すでに空中のラインが組み込まれていて、まさに3D!ローカルでなければ滑れないようなライン取りらしいです。異次元らしいです。そんなうまいやつらも仲良くなるとただのスケーターです。話のわかるいいやつらが多かったと言ってました。
ヒデいわく、バーンサイドの人達は人として凄い、生き様がスケーターだと言ってました。
そうこうしているうちに1ヶ月も過ぎ、先日帰国しました。
最後に、REDが10月31日がハロウィン(ポートランドのハロウィンは凄く盛り上がるそうです)だから、それまでにパークの色を塗り替えると言っていたそうですが、帰国が10月30日だったので、残念ながらハロウィンには参加できなかったようです。
今頃どんな色になってるのでしょうか?写真にある黒いバーチの部分には「バーンサイドプライド」と激アツな文字が書かれています。
以下沖本氏談
とりあえずトラックとウィールだけを持ってポートランドに到着して、さっそくデッキをゲットするために一番間違いなさそうなCALに行ったところ、店に入るなりFESNのオーバーグラウンドが流れていて、しかもカメラマンの人のパートの飲んだくれてるシーンが流れていた時点でガチアガリ!
店員に「コイツ知ってるか?」って聞かれて知らなかったけど、嬉しさのあまり「知ってる」と答えたそうです。ポートランドに来てまさか日本のスケートビデオが流れているなんてビックリです。他にもBPのスケートアーカイブスがあったそうです。
キャルは3・4年前とは少し品揃えが変わって、かなり地元のブランドを多く揃えていたそうです。間違いなさそうなお店ですね♪デッキは

やCODAが増えていて、ウィールはドロップアウトウィール(この時点でネーミングがヤバイ絶対売れなさそうだしすぐパンクしそうな名前)とパワーライダースウィールが多かったそうです。もちろんDVDはノースウエストとホワイウドゥンチューは大量に置いてあったそうです。あいかわらず板の品揃えはハンパじゃないし、親切にも色々スポットを地図で書いて教えてくれたりと、ローカルショップならではの情報もGETできる良いお店っぽいです。

SAGEモデルの8”のデッキをゲットしてさっそくバーンサイドに着いて、いつもどうりにOsageBuffaloのクルーがバーベキューをしていたのですが、ここで大きな変化が!
なんとOsageBuffaloが髪を短髪にして、もうおさげではないそうです!オサゲだったからOsageBuffaloだったのか偶然に本名がOsageだったのかは知りませんが、現在は普通に大きいおじさんだそうです。でも凄くいい人っぽくって、肉とか焼いたのをタダでみんなに配っていたそうです。
で、バーンサイドに通ってるうちに「TOM」っていうローカルスケーターと仲良くなり、しばらく一緒に行動しているうちに「Q」を紹介されたそうです。Qですよ!Qは今は黄緑のクリーチャーに乗ってるそうです。
しばらく一緒にスケートしていると、だんだん仲良くなり、他のパークへ行くときなどドリームランドクルーのトラックの荷台に乗せてもらえたり、バーベキューで肉とか食わせてもらったりしたそうです。
大体バーンサイドで集まって、トラックなどでゲイブリエルパーク(多分ガブリエル)かティガーパーク(多分タイガー)に行くそうです。
一日にパークを2・3箇所回りながらスケートするのがそこらへんのスケーターの動きです。
ゲイブリエルはバーンサイドよりは小さいですが、普通に滑りやすく面白いみたいです。ティガーは、あのコンクリートでできた小さい恐竜があるパークでかなりスケールはでかいらしいです。
ゲイブリエルで滑っていたら、けんちゃんがローカルに話しかけられて、いきなり「お前ドラボン知ってるか?」と聞かれたそうです。ポートランドでドラボンの名前が出るってやばすぎです!あの滑りはアメリカ人から見ても衝撃的なのでしょう。そのぐらいクリエイティブな滑りだと思います。この前ドラボンと会ったとき、本人も「俺、海外で噂になってるみたいです。」って言ってたけど、実際噂になってますね!!ドラボンはアメリカに行ったらスケートだけで喰っていけるんじゃないかと思います。
ティガーやゲイブリエルは結構滑りやすい作りで、普通にスケーターのおじさんやキッズ達も大勢いて、バーンサイドと比べると普通にパークです。
ポートランドは人口もあまり多くないし、どちらかと言うと田舎なのですが、日本と比べると人口の割には圧倒的にスケーターが多いみたいです。もちろん激ウマなやつも多いしドヘタなやつも多いです。平日の昼間でも新横の混んでるときぐらい人スケーターがいて、お互いうまくラインを取って滑っているそうです。
ポートランドは、サンディエゴのようにメキシカンが多かったり、NYのようにいろいろな人種がいるような感じではなく、もっぱら白人が多いらしいです。そのせいか、どこかお店で買い物をしてもNYのようにぶっきらぼうな感じではなく、普通に接客してくれるそうです。街中には日本の電車には乗れない汚さのパンクやヒッピーがなぜか多いのですがそれが普通です。
ポートランドは消費税なしなので買い物も楽だし、乗り物もフリーゾーンってのがあって、その区間は無料で移動できます。日本もそういう考えになってほしいものですね早く。
しかもポートランドでは現在1つの町に1つのパークを作ろうっていう運動がおきていて、そういう面とかもっと日本も見習ったほうがいいかもしれません。
その運動とはまったく関係なく、現在バーンサイドはドリームランドのREDの指揮の元、勝手に拡張中です。
なにをしているかと言うと、深いボールから上にあるスクエアーのボールを見ると、その先は駐車場(CODAのDVDに出てくるバリケードのセクションのところ、みんなCODAのデッキを買ってDVDをチェックしましょう)ですが、勝手に柵を壊してなんと今そこにデカイトランジッションを建設中です。とうとう作るとこが無くなって橋の下から太陽の下まで飛び出しちゃいました!!!!!完成したらスクエアーボールから外にロールアウトしてまた戻って来れそうです。もちろんヒデもケンチャンも肉を食わせてもらっているぶんざいなので、がっつり手伝わされたそうです。
何を手伝ったのかと言うと、そこら辺にあるビンや缶やゴミ(バーンサイドは自由生活者が多く住み着いていて、オシッコやゴミなどが橋の下の隙間に溜まりまくって凄く臭い)

最近の早朝のバーンサイド、ボールの中で自由生活者の方々が熟睡していて滑れる状況じゃない
などをガンガン投げ込んで土をかぶせて土台を作る作業です。ゴミからパークを作るなんて、素敵なリサイクルですね!どんな大企業よりもスムーズなリサイクル!エコバックなんて目じゃない!!!はたから見れば不法投棄!!!そういう観点から見るとバーンサイドはスケートパークではなくゴミです。
ちなみに作業しているREDはスケーターと言うより完全に親方だそうです。
ローカルたちもみんな一緒になって飲み終わった空きビンや缶などゴミを捨てまくります、そのローカル達なんですけど、尋常じゃないくらいスケートがうまいらしいです。いろんなDVDでバーンサイドの滑りが見れますが、実際はもっとやばいらしいです。で、白人が多いから、みんなほりが深くて怒ったような顔をしてるけど、全然怒ってないそうです。
一番深いボールに入るラインなど、普通は横に長いRを流して勢いをつけてから入るのがセオリーなんですけど、ローカル達はその横のヒップからオーリーブッ飛んで、そのままフルスピードでボールにinして、プールコーピングバクスミ全流しとか、すでに空中のラインが組み込まれていて、まさに3D!ローカルでなければ滑れないようなライン取りらしいです。異次元らしいです。そんなうまいやつらも仲良くなるとただのスケーターです。話のわかるいいやつらが多かったと言ってました。
ヒデいわく、バーンサイドの人達は人として凄い、生き様がスケーターだと言ってました。
そうこうしているうちに1ヶ月も過ぎ、先日帰国しました。
最後に、REDが10月31日がハロウィン(ポートランドのハロウィンは凄く盛り上がるそうです)だから、それまでにパークの色を塗り替えると言っていたそうですが、帰国が10月30日だったので、残念ながらハロウィンには参加できなかったようです。
今頃どんな色になってるのでしょうか?写真にある黒いバーチの部分には「バーンサイドプライド」と激アツな文字が書かれています。